シャトーヌフ・デュ・パップの気候は暑く乾燥し、風が強いという地中海性気候の影響を受けている。畑はコート・デュ・ローヌ地方でも最も乾燥した地区にあるといえるだろう。
シャトーヌフ・デュ・パップは、その日照量と夏には34-38℃にもなる暑さから来る乾燥した気候が特徴である。降雨量は少なく不定期である。そして強い北風ミストラルもこの地区の気候を語る上で欠かせない。
このミストラルだが、生産者にとってはなくてはならない風である。この強い北風によって雨雲は吹き飛ばされ、畑内での病気が防がれている。収穫前、ぶどうの糖度は凝縮され、雨が降った後でもすぐに水気を吹き飛ばし、腐敗を防ぐ働きがある。春先にはこのミストラルは空気の流れをよくし、ぶどう畑に霜がおりるのを防いでくれる。
![]() |
![]() |
![]() |