シャトーヌフ・デュ・パップの2016年ヴィンテージ

2016/09/26

シャトーヌフ・デュ・パップの2016年ヴィンテージ

収穫半ばの第1印象は?

 « 喜びのみだわ。 »
イザベル・サボン, ドメーヌ・ドゥ・ラ・ジャナスDomaine de la Janasse

« 素晴らしいヴィンテージ、私はタトゥーにして体に刻み込みたいぐらいだ。»
ティエリー・ウッセグリロ, ドメーヌ・ピエール・ウッセグリオDomaine Pierre Usséglio

« 映画のぶどうのようだ。 »
ジョン・マリ・ロワイエ, ドメーヌ・ジョン・ロワイエDomaine Jean Royer

«今のところ、タンクにあるものは最高に素晴らしいよ »
エドワード・ゲラン, メゾン・オジェMaison Ogier

« 本当に素晴らしいわ。ぶどうは完璧なまでの衛生状態よ。 »
フランソワーズ・ロミュー, ヴィニョーブル・メイヤールVignobles Mayard

暑く、風も強く、非常に乾燥した夏のあと、AOCシャトーヌフ・デュ・パップのあちらこちらの畑では2016年度の収穫が始まりましたが、その状況を多くの生産者達は最高に素晴らしいと評価しています。

偉大なヴィンテージになる全ての条件は揃っています。9月14日には48ミリの雨が降りましたが、この雨は水不足が深刻であった区画のぶどうのフェノール成分が熟すには不可欠でした。雨の後にはミストラルが吹き、重い雲を地中海のほうへ吹き飛ばし、朝方から午前中に発生する霧のリスクを取り除いてくれました。また温度も下がり、収穫人員や生産者達にとっては作業のしやすい気候になりました。

アペラシォンの規定には選果が義務付けられていますが、カーブに届くぶどうのクオリティが完璧なものなので、今年は形式上のみの作業になっています。収穫量はアペラシォン設定の35hl/ha をやや下回るほどですが、グルナッシュ・ノワールなどはムラもなく、均一的な熟し具合でした。美しい酸と奥行きのある色合いをもつ最初のジュースは香りよく、バランスも取れており、醗酵も大きな問題もなく順調に始まりました。

この気候といい、生産者達のモラルや表情といい、全てが穏やかで落ち着いた雰囲気は、シャトーヌフ・デュ・パップの畑にも感じられます。1936年5月15日にAOC認定され、今年その80周年を定期的に祝福していますが、先見の明があった天才ルロワ男爵とジョゼフ・キャピュス氏や当時のフランスにおけるワイン生産業全体の革新的な様子に思いを馳せつつ、今また、新たな時代の幕開けを感じます。

  • シャトーヌフ・デュ・パップの2016年ヴィンテージ
  • シャトーヌフ・デュ・パップの2016年ヴィンテージ
  • シャトーヌフ・デュ・パップの2016年ヴィンテージ
  • シャトーヌフ・デュ・パップの2016年ヴィンテージ
  • シャトーヌフ・デュ・パップの2016年ヴィンテージ
  • シャトーヌフ・デュ・パップの2016年ヴィンテージ
  • シャトーヌフ・デュ・パップの2016年ヴィンテージ
  • シャトーヌフ・デュ・パップの2016年ヴィンテージ
  • シャトーヌフ・デュ・パップの2016年ヴィンテージ